飛鳥山公園で「傘モビリティ試乗体験会」なるものが開催とのこと。
なにげにおもしろそうではある。
しかもトヨタ自動車って、なんかすごそうでもある。
傘モビリティ試乗体験会
ということで、買い物ついでにのぞいてみた。

結論としては、誰も乗っていなかった・・・

そもそも花見シーズンが終わり、人がいない・・・
スタッフさんは感じよく、ちょっと気の毒ではある。
現場からは以上です(爆)
プランB
人がいないならいないなりに、プランBはどうだろう。
なのですが、仕事柄やっぱり人件費などを考えるともったいなさすぎる。
どうせコストがかかっているのだから、少しでも効果をあげたいですよね。
そう考えると、イベントの目的を「無料で乗ってもらって認知を上げる!」に絞るべきだろう。
試乗料金は1500円、2人で2000円。
まぁ別に高額ってわけでもないけど、そもそも乗る理由がない。のである。
かつ、乗ってみたいとも思わない のではないか。
でも無料ならば、試しにという人も出てくる。
もちろんコストがかかるから有料なのだろう。
でも、「傘モビリティ」の認知が低い段階であれば、知ってもらわないことには普及しようもない。
知らないし見たことも聞いたこともなく、メリットもよくわからんことに1500円は払わないのでは?
お金をもらうのであれば、売り手の都合ではなく買い手の都合に合わせる必要がある。
せっかくセッティングまでしているのですから。
コストを考えると、マックスの収入は、128便×2000円だとして、25万6千円。
ドリンク代などのコストがかかるとして、売上げは20万円くらい。
30万円だとしても、企業なら宣伝費と割り切って、がんがん乗ってもらってSNSに投稿してもらった方が良いのでは?と思う。
お客さんがいなければ、スタッフさんの経験値も上がらない。
せっかく練習しただろうに、仕事がないのもつまらないでしょう。
どういう案内が興味を持たれるのか? どういう声かけがクロージングできるのか。
実際の対応によってのみ、得られる知見なんかがあるはずですから。
無料は無理でも、平日を安価にしてとにかく乗ってもらう。
経験値を上げたところで、人があつまる土日は当初の料金でもいいでしょう。
稼働しなくても価値を作る方法
ちなみに人がいないといっても、ゼロではありません。
この写真でも、砂場のところには観光客が10人くらいは写っています。
ツタのなんだろ、なんか花の写真とか撮ってるんですよ。
いやいやいや、「傘モビリティ」の写真を撮ってもらおうよ、ですよ。

現場の内情は知らないので的外れかもしれません。
でも稼働していなくても、座ることはできるでしょう。
だったら、プチフォトスポットにして座って写真を撮ってもらうとか。
おいてある場所の横に、「PHOTO OK!」みたいなのを設置。
近くに人が来たら、写真どうですか?とスタッフさんが写真を撮るとか。
その流れでチラシくらいは渡せるでしょ。
「SNSに投稿してね♪」だったり、「乗ることもできるんですよ」から興味を持ってもらえるかもしれない。
お客はいなくても、人はいいる。
ならば稼働してない時でも、フォトスポットの価値がある。
乗る意味を作る

フォトスポットもよいけど、そもそも乗る理由がない。
乗ったことないようなものならば、興味もわくだろうけど。
動画でもわかるように、安全で高性能なだけに斬新さがない。
ということは、乗ってみたい!と思わせるのは、なかなか難しいだろう。
ならば、乗ることを目的とするのではなく手段とした工夫が必要でしょうね。
飛鳥山公園なら、今の時期でも八重桜のシーズン。
今でも咲いている桜を見に行くだとか、渋沢栄一絡みのスポットをまわるだとか、なんらかのミッションがあればイベントになるでしょう。
変わったイベントなので、もっと飛鳥山を盛り上げて欲しいものです。
ということで、まだまにあいますよ!
概要日時:2025年4月17日(木)~ 4月20日(日) ※雨天中止
運行時間:10:00~16:00(受付開始9:30)
運行便数:32便/日×4日間=計128便 ※事前予約不要、先着順
運行車両:傘モビリティ(&brella)/トヨタ自動車株式会社
体験料金:有料 1名乗車 1,500円/回(ドリンク券付き)、2名乗車 2,000円/回(ドリンク券2つ付き)
2025年4月17日(木)~ 4月20日(日) ※事前予約不要、先着順
